しているといわざるを得ません。

ほかの映画との連想もいろいろできました。
車イスの大統領は「博士の異常な愛情」(あちらは博士が車イスですが)、その横で子供をぶって非難されるのは「オーメン」最後にクリストファー・プラマーが“ひとりぼっちの山羊飼い”よろしく人形劇を行うというオマケもある。
だからといって、やったやったと大絶賛できないところがつらい映画です。タランティーノの「イングロリアス・バスターズ」よりも燃焼度が低い。
撮影途中でヒース・レジャーが亡くなったということも関係あるかもしれないけど、それ以前の映画としての楽しさという意味で、テリー・ギリアムと僕は大きく遊離しているといわざるを得ません。

 

 

テリー・ギリアム